君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

私が「いざっ」のDVDを鑑賞したとき、
いざっのアルバムを全然まったく聞き込んでいませんでした。
嵐の、なんでもいいから、コンサートDVDを新たに見たい!という焦りにも似たような感情のまま、アマゾン先輩の検索でひっかかった一番新しいコンサートDVDを選んだので、それが「いざっ」だったという、なんともふつーな出会いだったのですが。

それで、私がこのいざっで一番印象的な歌って、
大野さんのソロでもなく、RIGHEBACKTOYOUでもなく、
なぜか「嵐のまえの静けさ」なんです。
なぜなんだろうというのを、最近大野さんのソロじっくり見たのもあって考えていたんですが。


RIGHEBACKTOYOUは、とても聞き覚えのある曲だったのにも関わらず、
薄暗い中で踊っている5人がとてもすごくて、
初めて鑑賞したとき、とてもおいてけぼりだったのです。
「おお・・・おおお・・・嵐、って、こんなに踊るの?」ていう。
その前にも、5人でがっつり踊る場面は多々あったのに、
この時の薄暗い照明や、レーザーライトや(っていうんですか?)
黒い衣装、動く度に飛び散る汗や、音楽、歌とか、
そういうものが、私が少しだけですが、見ていた、考えていた「嵐」と全然違ってて、
口半開きにして見ていたんですね。

きっとその時までには、嵐のメンバーそれぞれがすっごい実は個性的なこととかに気付かされてて、
今までぼんやりとした捉えられていなかった翔くん・相葉ちゃんが実際ものすごい素敵な方で、
どうして私、この二人を、ちゃんと見てなかったんだろう。印象が薄いだなんて、とんでもねーよおい。とか、
そういうのでちょっとぼんやりしてて。


とにかくこの「いざっ」は、この部分まで来るまでに衝撃がありすぎて、とても大変で、聞いた事の無い曲であれだけパフォーマンスされたら、初見では追いつかないことだらけで。
当たり前ですが、そんな感じだったのです。


でも、この、「嵐のまえの静けさ」だけは、とても強烈に覚えているんです。
パフォーマンスじゃない、その時の彼らの表情や行動じゃない、「歌」として、印象に残ってるんですね。
もちろん初めて聞いた曲なんですが。
それも、私が思い出すこのいざっでのこの曲は、
ニノと、翔くんが歌っているパートなのです。


RIGHEBACKTOYOUが終わった瞬間、ばっと明るくなって、5人がぴょんぴょん飛び始める、その時のこの曲のイントロが、本当に忘れられない。
チャーチャラッチャッチャッ、ていう、あのイントロ。
そして、その黒い、この曲とは雰囲気の違う衣装のまま、楽しそうにお客さんをあおる皆が、すごく楽しそうで。
そして始まるこの曲が、最初ニノと翔くんで続きますよね。


この時は本当に失礼な話、「嵐って本当に本当に、こんなに歌って上手かった?!」て思ったのです。
失礼すぎる。
あれだけ踊って、これだけ移動して、それでいてこんぐらい歌えるんだ、ていう。
・・・うわー、書いててもものっそい失礼ですね。でも、本当に、そう思ったのです。
そしてサビでのあの一体感!!!!!
あれで、心臓を掴まれた感覚だったんだと思います。
だってさー、あれだけクールにがしがし踊って、それでこうでしょ?
その時のニノが、もう全身つかって両手をお客さんにむかって振ってるのに、あれだけ歌えるっていうのが、すごいなぁと。
そして、やっぱりこの曲とは合わないあの黒い衣装のまま、ていうのもあるので、ニノと翔くんが歌っている部分が強烈に印象として残ってるのだと思います。


この曲が、ランダムに編集したMDで車の中で流れたりした時、ものすごいテンションがあがって、飛び上がりたくなります。
私、私自身が好きな曲というのをあまり分からないのですが(もともと音楽詳しくないし聴かないほうだと思うので)、
この曲は一応短い中生きてきた中でも、15曲の中にいれていいぐらいに好きになってしまったのです。・・・微妙な数字だな。笑
もしかしたら別に、そんなに好きではないかもしれなくても、
強烈に印象として残っていて、無視できない存在になってしまったような。


たとえば、歌詞だって全然今も覚えてないし、毎日毎日聞き込んで、細かいところまで覚えているかといわれれば、それは違うのですが、
私にとって「思い出の曲」・・・って、それは言いすぎか。
それでも、私が「私と嵐」について考えた時、
結構重要な曲になったのかもしれないと思います。
この時にはすでに再加熱中だったわけですが、さらに、のきっかけ、に、もしかしたらなったのかもしれないし。
歌詞に共感したわけでもないし、大野さんのソロが特別多いわけでもない、なにか自分にあったとき側にいてくれた曲でもないのに、
そういうことになった曲です。
うーん。なんでこんなに気に入ったんだろう。



そう、あと何気にタイトルもすっごい好みなのかもしれません。
これも理由は分かりませんが。