君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

魔王 7/25 第四話。

今回は9チェック?少し曖昧になってきました・・・成瀬さんがかっこよすぎて(真顔)




1:女性にこなれた様子でやさしくする(@しおりちゃんと歩く距離感がまたいい)

10:先生と呼ばれて顔をあげる(@事務所 ここが天使の顔って感じで、生暖かくて不気味です)

18:以前うけおった方のお子さんに慕われる(@そらって呼び捨てした!お、おめでとうございます!私信)

21:スーツを優雅に着込む(@全編通して)

37:嫌そうな表情(@そらちゃんかばったときに表情とか超嫌そう)

40:裏の顔で口をゆがめて笑う(@毎回ほんと微妙な微笑み方ですごいです)

44:生田さんの熱いまなざしを冷たく無視する(@乱闘はいつですか?)

45:通り過ぎた後で立ち止まり、おもむろに振り返り冷たい視線で見てる(@火葬場で マジ文字通り)

67:車を運転する(@おかわりあざーす!)



まさかの67は連投ですってよ奥さん!出し惜しみしない運転披露にクラクラです。なんかやっぱりツッコミどころは満点の領さまの車ですが、優雅にハンドルを握る彼は27歳にして無免許・・・そんなことはどうでもいい、もう大野さんそのまま免許とって皆を偽ハワイにつれてって、その模様をニノあたりがハンディカムでうつしてDVDボックスにして10周年記念にしてくれないですか、と真顔で言いそうなぐらいです。スーツに弁護士バッチにハンドルって最強ですよね。マジ結婚したい。



念願の携帯電話は、ほんとアングルが・・・というわけでチェックはいれませんでした。もったいない!あの暗い部屋で影の落ちる素敵な手を堪能したかった。

あと領さまったら密室での色気の濃度がハンパないんで、もうあの新キャラのおじさんと弁護士事務所で話しているシーンとか「やばい、領さまが危険。私が守りたい」と思ったんですけど大丈夫ですか私のあたま。そして光の加減もあるだろうけど、記者という帽子が手放せないおじさんよりも天使の弁護士さんのほうが色黒いんですけど大丈夫ですか。大野さん、VIVI(でしたっけ)で「日焼け止め塗ってます」っていってましたけど、メイクさんいい日焼け止めをオススメしてあげてください。汗をふいたあとは塗りなおすよういってください。お願いします。


まぁ、今回のベストチェックは、わかってます。わかってますよ。大野智の低くも甘い究極ボイスが炸裂した18番ですよね、絵本読んじゃったもんね。あんな声だされたら夜も眠れませんよね、少しおどおどしちゃいますよね、隣で聴くはめになっちゃったしおりちゃん、分かります。なんか人間味あふれすぎてて、ていうかその一歩前の「女性を微笑ましそうに眺めているのがばれて気まずそうに振舞う成瀬さん」がほんと定番すぎて、でも素敵で、そのあとしおりちゃんが隣に座ったのにもとまどい隠せぬ成瀬さんとかほんとちょーーーーー好みです。素敵です。

(でも、芹沢父と会ってるときのソファの座り方にも存分にときめきました。ちょこんてお前・・・)





感想。



このドラマ、1話から、ていうか番宣からすでに話の中心的シナリオは決定していて、その決定事項へ進んでいくまでの人間模様、トリック、仕掛け方、関わりあい方が凝ってるイメージだったんですが、4話は誰も殺されていない、話の軸も変わっていないのに細かい種明かしがスパイス満点でドキドキが続いた気がします。何より話にあの眼鏡の同級生がどう絡むのだろうとずっと思っていたんですが、もう話の軸、中心となる11年前の事件のものすごい部分に関わってるじゃないですか。領がなぜそこまで弟の復讐にすべてを投じるのか、もしかしたら自分が気がづかない些細な部分で少し疑問になっていたかもしれないけど、それがこの人物の登場ですっきりした気がします。そしてなおさら領の弟、英雄がかわいそうに思えてきて、魔王である領のどうしようもない11年間がなおさら悲しく思えてくる。そこに(段階的に早いんじゃないかとも思うけど)しおりという女性への気持ちとか、人間的なそれがじわりと滲んできて辛そうにしている領の表情に、ぐらっとくる回でした。


でもだからこそ、直人が少しとってつけたような形になってしまっているのがおしいです。仕事の件も、過去の傷から今までの事までもがそう思えてしまいました。しおりちゃんとの恋愛フラグも(でもそれは前回感想の通り、領としおりに関してもそうなんですが)、ぐったりした直人が夜の図書館に出向いて「あなたには隠し事したくなくて」ってセリフを言うまでの流れが、もったいなかったな。とくにしおりちゃんが直人宛のタロットカードの残像を読み取ってつらそうな時、そっと伸ばされた直人の手としおりちゃんの細い腕はすっごく素敵なシーンだっただけに、あそこで「ああ、やっと直人が手伸ばしたのに!おしい!」ってこっちが悔しがるぐらいの描写がその前にしっかり欲しかったと思いました。でもこれはほんと、原作韓国ドラマの長さと日本ドラマの短さを考慮したら、仕方がないっていうのはすごく分かってるんです。でも、あのシーン、2人素敵だった。しおりちゃんと直人のバランスもすごくいいですよね。


今回、また新たに人が増えてさっそく絡みだしましたが、池端が本気でナイスキャラ。じっとりとした口調とかにたりとした顔とか、なんかすごいドキドキします。天野から届く宅配便よりもやっかいになりそう。人間的感情がものすごい絡んでるし、成瀬の、というか魔王の計画には明らかにやっかいな要因になりそうです。あと、誰かを狙っている写真に関しては、領をねらった写真は別人物かなぁと。そしてそらちゃんを利用したあの作戦、マジこえー。魔王にとっても緊迫した部分だったのではないでしょうか。自分がそらちゃんに直接会うわけにもいかず、第三者にそう仕向けた上で、実際肝心な部分を握るのは幼い子供ですし、でもだからこそキンと張り詰めた緊張感と、そらちゃんの笑顔がすごく怖く思えて、素晴らしいスリル感でした。もー疲れた!


最後に出たもう一つの事実。成瀬があれだけ直人に近づけるのも、別人だからこそなんですね。次回はゆうかとの関係と、もっとものすごい展開になりそうですね。次回予告の最後の成瀬はどういうことなんだろう。次の金曜日が待ち遠しい、やはり次回が気になる魔王でした。そして優雅にスーツ着こなし歩いていく人と車椅子でやわらかく微笑んでいる方がクリスマスあたりに「ゆーかりん」「なーに」とやってた2人か・・・感慨深すぎる・・・と勝手ながらに思っていました。


そういえば、皆さんも初回からおっしゃっていた子供時代成瀬の子ですが、表情もどことなく似てるけど今回芹沢父に淡々と話している声が、本当に大野さんにそっくりでびっくりしました。とくにイヤホンとかでじかに聴くと、大野さんがアフレコしてるんじゃないかってぐらいです。



今回のこのドラマ、本当に1話たりとも逃せないつくりになっているので、毎週本当に楽しみ。次回予告は前回のこと考えると鵜呑みにはできないけども、次回の領のあの表情の意味するものがとっても気になります。