君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

黄色い涙が好き

黄色い涙から抜け出せません。いつまでもちょこちょこチャプタで割ってみて、特典映像ディスクも飽きるほど見ても、好きです。黄色い涙。この黄色い涙は、内容がとても好きです。彼らが演じた皆も愛しい。


この作品は、私、誰かのインタビューなのか、それとも監督さんの言葉なのか、はたまた雑誌にのっていたのか、誰かのレヴューや皆さんのブログさんでの感想なのか、すごく曖昧なのですが。「誰も誰かの敵じゃない」っていう言葉が頭に残ってて。ん?もしかして、他の映画とかの引用か?この作品は達成感もなければ派手な結末もない、「なんでもない日常」を切り取った作品ですよね。栄介や皆も、どこにでもいる普通の一般的な若者で、それぞれが、思い描いていた夢を諦めるだけのお話。だからこそこの作品を、好きでたまらないのかもしれません。誰にだってある夢を、どうしたって諦めなければいけない現実。好きなだけじゃお金にはならなくて、お金がなければ扇風機だって回せない。自分には才能なんてないんだって、普通にやれる事はこれだけなんだって確認して、手放す夢。そしてそれは、こんな風に、どこにでもいる若者たちにも降りかかる現実で。つまりは、この5人だけじゃない、こんな風に自分の限界を見つめて、ああーって思っちゃった人は、世界中に何人もいるんだろうなっていう。それが、なんだか、私が嵐に対して抱く感情と若干似てる気がするんです。「世界中にはこんなに頑張ってる人がいる、私よりも大変な人がいる、私だけがつらいんじゃないだ。嵐だって頑張ってるんだから、お前、頑張れよ」っていうのと。私だけが、夢叶えられなくて途方に暮れてるわけじゃないんだって、そういう気持ちになる。


あ、私が壮大な夢を追いかけたり諦めたりしているわけではないんですが、笑、それでSWITCHのVOL.25「アラシノデンゴン」のインタヴューとか読んでしまったので、ちょっとすげー嵐、って思ってしまいました。とくに大野さんのインタビューにはやっぱり違和感みたいなものを持ってしまいます。それは、私が大野さんをある意味美化しすぎているのもあると思いますが、どれがどう、と説明も出来ない曖昧なラインのものです。記事が全文通してかなりフランクでほぼ敬語しゃべりじゃないのも、それぞれに色が出てて面白い。そして嵐に対して何も深い考えがなく、とにかく気にしている一点が楽しさであり、「楽しくなくちゃ嵐じゃないとすら思ってるから」と言い切る大野さん。その言葉で締めくくられる彼のインタビューは、私にとってはまだ衝撃が残ります。でも、嵐のキャプテンの言葉だけに、まさにそうだなぁと。当たり前ですが、確かに、楽しくなかったら嵐じゃなよなぁ。翔くんが、相葉ちゃんが、ニノが、松潤が、大野さんがそろえば楽しい。ヤベーかなり鉄板じゃないですか!!!そりゃ楽しいですよね。無敵ですよ。



そして他メンバーのインタビューですが、やっぱりこれを読むと、決まってあのニノの言葉を思い出します。「アイドルとは、」っていう。どこにでもいる普通のお兄ちゃんたちが、どこまで飛べるか。彼らは決して「夢を叶えた」というわけではないと思うけれど、それでも、どこにでもいる兄ちゃんなのに、あれだけすごいことをやってのけ、その裏ではハンパない努力を(見せずとも)途方も無い時間を費やしてそそぎ、嵐として活動している。君たちにはもうほんと、勇気と元気と愛と癒し、その他色々な感情をもらっていますよ。ご新規ながらも、そう強く思える映像作品だから、こんなにもいとおしいのか。まだまだしばらくは、飽きずに見ていると思います。