君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

越えてゆく 不器用なままで


歌のおにいさん、最終回の感想。ドラマに関しては手放しで大絶賛できなかった鈴木なので、そういうのも若干は含まれている感想なので、閉じます。


私は大野智ファンであることとドラマを見る事を切り離せはできないので、これもファンの欲目っていうか、純粋なお話にはならないだろうけれど、私はあのドラマで健太がいるから、矢野健太が矢野健太だから最後まで見続けられたと思います。矢野家もかっちゃんもパピプペポンファミリーも大好きだったけれど、やっぱりツッコミどころがいっつもひっかかってしまって、とくに彼女さんやバンド仲間には、「お前、健太が夢を追う為には同じ温度じゃないからきったの?それともプロデューサーに言われたからきったの?健太がやさしいからって普通に会いに来てるけど、歌うことが好きだった健太にとっては、バンドとのつながりを一方的にしかも急遽切られてしまった健太にとっては、もう極端な話どちらでもどうしようもないだろうけど、お前はどうなの、どうしたかったの?」ってもんもんとしながら見てたんです。


でも、オトナの世界って突っ込みどころ満載なんだよな。真鍋さんも真っ直ぐ行きたいけどとっさの時に健太をもどかしい行き違いで怒ってしまったりするし、守もやりたいことがあるから今の場所がとてもせまく低く見える。健太は健太でイライラする男だったし、あかねちゃんもきっとその時の決断を信じていただけで、自分達はあのプロデューサーのもとでしっかりやっていけると思っていたのかも。


でも、健太が変わっていく、というか、健太が健太なりにも、王子に濡らされた床をふいたり、スタッフに謝ったり、でも意固地になっても笑顔になれなかったり、理不尽に真鍋さんに怒られてびっくりした顔をしたり、みちるちゃんにすら「ごめん」って素直に謝れなかったり、ものすごい裏切られ方をしたあかねちゃんに何がしたいか聞かれて「俺は、歌いたい」って言ったり。そういう健太がつらい目にあっているとき、ふてくされそうな時、逃げそうな時、どうしようもない意地を見せているとき、怒られてるとき、心の中で真剣に「健太負けんな、健太泣くな、健太頑張れ、健太頑張って謝れ、健太逃げるな帰るな!」って思いながらドラマを見ていた。健太は憎めそうで憎めなくって、でもすっごくかわいい奴でもなくって、だけれど「応援したくなる人」だったな。健太があの自分なりのこだわりの私服でテレビ夕日に出社し、ジャージでリハをして、セルフ化粧しながら歌のおにいさんの衣装に着替え、本番で子供たちと歌って踊って、着ぐるみ着こんでダンスして、お疲れ様でしたってまた着替えて家に帰って、あの低い声で「ただいま」って言いながら玄関から入ってくる。そしてかっちゃんと父さんと姉ちゃんと一緒に、姉ちゃんのスペシャルな夕飯を食べる。それがこれからも続いていくんだと、最終回の最後の最後のほんと最後を見て安心して思った時、なんだか例えようのない気持ちがこみ上げてきました。なんだろう、健太が最後、泣いちゃったとき、本当に自然に泣いてしまって、「健太、これからお前、頑張れよ。私も頑張るからさ」って心底思ったんです。うたおにに携わってつくりあげていったすべての皆さん、ゆるくてつっこみどころ満載でだけど楽しいドラマをありがとうございました。人を応援したくなる、温度のあるドラマでした。



あとなんか大野さんの演技に関してはもう「なんもいえねぇ」レべルなんですけど、鈴木として言いたいことがあるんです、それは健太の私服!!!健太の私服がしぬほど好きだったんでどれもこれも「お金がないなりにオシャレに関しては自分なりの若干のこだわりアリ」な、「服はたくさんは持ってないからローテーション組んでるけどその1つ1つはそれなりの高いもの」っぽい健太の私服の中でも、最後、家でパピプペポン最終回見てる健太の私服は、鎖骨あきすぎでしょ。鎖骨見えすぎでしょ。色っぽいでしょダメでしょ。鎖骨・・・鎖骨・・・大野さんの鎖骨は希少価値が高い気がするので目のやり場に困りました(すいません)2008年1回目宿題の、黄色い鎖骨見えトップを思い出しました。あの時の大野さんもやけに色っぽいなぁーと思っていたら鎖骨がコンニチワだった件。なんか・・・大野智×矢野健太の私服コラボは本当によかったですよね。成瀬先生弁護士スーツも全然見飽きることなかったんですが、健太の衣装もすごいかわゆしでしたよね〜って最後はこんなんでごめんなさい・・・毎週母と見ていたんですけど、最終回で耐え切れずに、歌詞を書く健太を見て「ああ、かわいい、かわいすぎる」って真顔で言ってしまって、母が「どこかかわいいの?」って言って来た。ど こ が だ と ?でもほんと一体どこだろう・・・今の私には「とにかく全部」としかいえません。色っぽいのは黒Tから丸見えな鎖骨。