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関ジャニエイト2017年5大ドームツアー福岡公演「関ジャニ'S エイターテイメントJAM」に行ってきた。嵐以外のジャニーズのコンサートにはじめて行った感想をぽろりんちょ。








今回のドームツアーはニューアルバム「JAM」をひっさげてのツアー。ジャニーズファンであれば誰もがうらやむであろう音楽バラエティ番組でのコラボや経験がぎゅっと詰まった新譜アルバムはとても完成度が高く、楽しくて嬉しくてエロティックでしぬほどカッコイイ関ジャニが見れるのだろうなーとうきうきしていったら案の定最高だった。細切れにまずメンバー中心に。

私は丸ちゃんのうちわを持って参戦したのですがちょうど真横で丸ちゃんが一番見やすい位置だったのだけど、眼科で処方される目薬サイズの丸ちゃんはベースとの比率が宇宙一いや銀河一大正解でとてもかっこよかった。体格のいい男性がこれまた長めのベース構えているのがかっこいいよね……前半戦はがっつりバンドスタイル。知らない曲もあったのにすべてがかっこよくてしびれた〜。丸ちゃんの歌声を真空パックにして会社に持っていきたい。いつでも癒されたりうぐっ……って苦しくなったりしたい。

ヤスのかわいさあなどっていたのでライブ中はずっとひたすらに「ヤスかわいい………ひえっかわいい……え、かわいい?なにあれかわいくない?ヤスかわいい????ちょ、かわいい…」みたいな空気になるドームにとまどっていたけど私もしょせんはその中の一人だったので終始ずっとかわいい言ってた。そのくせカッコイイところは本気でかっこよくてぶっとんでるとこはぶっとんでて最終的にかわいいので「ヤスかわいかったね………」とモツ鍋でビールひっかけながら友達とため息ついてた。本当にかわいかった。

大倉くんの奇跡のスタイルってどこかで解明されましたか????お顔が小さくてあんな髪色が似合っちゃってドラムかっこよくて色気ふりまいてちゅっ☆て投げキッスもしてウインクもしてしまいには「あれやんなー今は音程外さへんもんなーキーも高いしなー」といつものように笑顔で褒めてんだか下げてんだかわからないマイペーストーク繰り出してにっこにこだった。なので私はいつか鳥貴族の株を買う(話が飛んだ)

どっくんがどっくんでどっくん。イケメンでかっこよくてクールでしゅっとしてるのにスタンド真横のファンに向かって「うれしい?俺もうれしい!!!横顔でごめんね!見ててね、横顔みててねーーーーー!」とわんわんごあいさつするもんだからそのお尻に尻尾が見えた……すぐキレる、というパブリックイメージから一転、エイトでいるときの弟感がすごくてなんか底知れぬ沼を見た気がする。しかもこのかわいさがあざとさ0%でかわいさ100億スペクトル(単位がめちゃくちゃ)だからほんとすごい。

村上さんがかわいかったしかっこよかったし終始村上さんだったしスタイルよかったし衣装よくわからないけど似合ってたしキーボード弾いている姿を真上から撮ったアングルをぜひともおねがいマルチアングルとして売り出してくれ頼む。MCでもなんでも皆の人気者。そして27時間テレビお疲れ様でした。

横山さんの顔面の美しさもさることながら声の魅力に頭をがつんとやられたライブだった。これはまた後程。ヨコヒナの存在感はチームの軸なのかなーと初心者ながらに思った。MCだけではなく、Answerで強く思った。お肌の透明感。お願い外国の素敵な女性にキスされる口紅のCMはやくやって!(どさくさ)

渋谷さんの歌声を生で聴くのをとても楽しみにして今日まで生きてきました、と思いながら「生きろ」を聴いた。7人いるグループでメンバーカラー・赤を背負うにふさわしい、危うい魅力も底知れぬ才もたくさん溢れてこぼれてた。アイドルとしてロックを届けるのにここまで絶妙な適任者っていなかったのでは?カメラ目線で届けられる歌と視覚的な魅力が鳥肌たつぐらいによかったー。




◆バンド形式+アイドル形式

前半・後半と明確に分け、その前後には『いつもうちわをありがとう、でもここから先ちょっとの間はうちわを置いて応援してね!』『いつもうちわをありがとう、ここから先は胸の高さまででキープしていつものように応援してね!』のメッセージを面白おかしく流しきっちり全員で衣装チェンジして切り替えの、新しい展開だなーと思った。

バンド形式のサウンド、ドームという広い会場では音響的に難しいところはやっぱりあるだろうけど、ちゃんとそこに「アイドルがバンド形式で歌を届ける意味」もあって、カメラアピールもしっかりしていてメリハリあってすごくよかった。

「生きろ」の皆の歌声を聴いて、この歌を今渋谷すばる関ジャニの曲として発信する意味を勝手に考えてしまった。もしかしたらそんな大きな事は考えていないかもしれなくて、もうどっちだってよくて、とにかく人生においていつかきっとこの瞬間を思い出すだろうな、と予感しながら聴いた。

皆、どこか、何かの一等賞を探しているのかもしれない。グループらしさ、やりたいこと、目指したい事、隙間をぬうように個性を探す。エンターテイメントを生業にし、ライバルを横目に。
私達では想像すらできないことを経験し今でも戦っているグル―プが、そのメインボーカルが、この曲を今歌う意味はなんだろう。泥臭さを派手さと濃厚さでハッピーにデコレイトして、こんなにも生々しいコンサート存在するんだ、て今思い出しながらこの文章書いてる。

NOROSHIのイントロ始まった瞬間から「おねがいこの曲もっかいやって…」と訳の分からない事を想いながら聴いた。いやーNOROSHIほんと最高。もうたまらない。かっこいい。関ジャニほんとかっこいい。4本の弦を持つプレイヤーの後ろで横山くんが必死に演奏しているのを遠く見つめて泣いている私はなんなんだ。




ヲタ芸にかわいさを共存させるには?

ラップバトル形式の要素が盛り込まれた「えげつない」ではきらっきらの衣装の上着を脱ぎ、ヲタ芸を盛り込みあくまで素人感でかわいさをトッピングした振付けを披露。30代後半も、俳優業でばりばり看板として売り込んでいる二枚目イケメンをも包容して「関ジャニ∞=かわいい」に昇華させてしまう荒業がすごい(笑)いやーこれは皆大好きな振付けだと思う。とてもかわいかった。7人の個性がお茶の間レベルにまで浸透しつつある今、この「えげつない」ダンスを地上波で見たい。渋谷すばるのかわいさ一等賞。



◆声の持ち味と横山裕の存在意義

関ジャニは歌がうまかった。大倉くんはちょっと調子が悪そうだったけどとにかく皆上手だった。音程は安定しているし肺活量もマイクの使い方も上手(エラそうでごめん)渋谷さんの歌は「この人のすべてを見逃してはならない」パワーがあったし、丸ちゃんの歌声は今すぐCDに焼いて「丸山ってあれでしょ、バラエティとかでなんかぶっとんでいる子でしょ?」というイメージを持っている人に配り歩きたいぐらいにとてもよかった。

しかしながらビールをのみ友達と語った中で一番熱くなったポイントは、「横山裕のボーカルがいかに関ジャニにとって必要不可欠か」だった。
当たり前に、7人全員不可欠だ。でも、横山さんの歌声をドームで聴いたとき、何度も何度も「すごい、すごいものを聴いている」と思っていた。やわらかくて、甘くて、セクシーで、せつなくて、もう横山さんの見た目通りの白さやわさがある。「CDと同じようにしか歌えない、アレンジできへん」と言ってたけどもうなんかこう、いいの、ほんといいのそのままで、と心で唱えていた。空気を変えるように横山さんの声が響いて、とても不思議な感覚になった。

しかしながらねー、私はアルバム曲「DONAI」がとってもとっても大好きで披露をとても楽しみにしていて、それというのもあの曲本当に歌割が楽しくって好きなんですよ、テレビ披露見てからもダンスも楽しみだったけどもうね、何を隠そうもう後半も後半の村上信五パートがとても大好きでとにかく楽しみにしてて。

そしたらさーあの人、さんざんMCでさ「27時間のときめずらしく調子悪かったんだけど、それにしてもほんま俺の声きったないなー思って」と話しげらげら笑っていたくせにさ、「ほらいい顔している」の声………心の中で「お前が一番エロい声しとるわ」とエセ関西弁でつっこんでた。ほんとうにかすれててセクシーな最高に腰にクる声だった。けしからんもっとやれ。



◆丸ちゃんクソかっこいいね!知ってた!

関ジャニライブに初参戦しておどろいたのは、意外とメンバーもれなくカメラアピールしっかりやってくれるとこ。じっと見る、ウインクする、じっとカメラ目線で歌った後にくしゃっと笑顔になる、ニヒルに笑う、挑発する。これを意外とまんべんなくやってくれるんだなーと思った。しかしエロい腰振りを真顔でやり続けカメラ目線外さず歌い上げる渋谷すばるは何なの…

私は丸ちゃんのギャップにキャッキャする感じでうちわ持っていったのですが、アンコールで登場したメンバーが浴衣姿でして、丸ちゃんがね、あの、パーマゆるふわっふわちょっと長めの丸ちゃんがね、片耳を見せるように編みこみアレンジしていて「うっ、ううううううううううううううわあああああああああああかわいいいいいいいいいい」て心の何かが爆発した。ジャニーズアイドルみてあんなにストレートに心がピンクになったの久しぶりにすら感じた。それぐらいときめいた。しかも曲が「純情恋花火」ですよしぬ。しんでしまう。丸ちゃんの大サビで最後にウインクかましたとき本当に腰が抜けた(友達が必死に肩を叩いていた)いやなんか、……うん………アイドルっていいもんですね………



◆サプライズに愛がぎっしり

最後の1曲も、その前の新曲披露も、サプライズにファンに向けた愛があって空気があったかくて酒のすすんだ福岡の一夜。友人は「明日から私、頑張れる…」と、よほど頑張れそうにないテンションでしみじみ3回はつぶやいていた。アイドルっていいな、コンサートっていいな。そんな初心に帰れる、初の関ジャニライブでした。また行きたい!