君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

震える心臓の肯定について

 

 

デビュー発表から1年。おめでとう~ドンドンパフパフ♪(クラッカーパーン!)

なにわ男子のCDデビューが発表された記念の日、7/28に寄せて、おめでとうとありがとうの文章。アルバム曲『Emerald』の感想と共に、自分なりのやつ置いとく。

 

 

 

 

「僕たち絶対CDデビューします」という言霊を吐き出すときに、どのぐらいの重責があったかは想像するしかない。言葉にしてくれたことも、言葉には未だしていないこともたくさんあるのだろう。
関西ジャニーズJr.の一列目として過ごす日々の中、加速していく輪の中で7人がどう過ごしていたのか。

一年前の7/28、コンサートMCのyoutube生配信中に発表されたCDデビューは、スタッフすら直前まで知らされることなく実施された特大級のサプライズだった。
打ち合わせどおりにいかない内容で進むMCコーナーを仕切るのは丈くん。メンバーも皆それぞれフォローしていた。そして、最年少の長尾くんが、積極的にしゃべっていたことがとても印象に残っている。まったく違うテーマが出されたときの「宣伝ってあれですよね、」という話も、単独youtubeチャンネルが発表されさすがにみんなが言葉少なくなった時も流星くんの「楽しみですね」に続くように「色んな企画できたらいいですよね!」と話した長尾くん。

 

暗転し、心臓音が鳴り響いた後のメンバーの表情。ただただ固まっているメンバーもいれば、息をひそめるように、おびえるように映像を見上げるメンバーもいた。

リーダーである大橋くんがマイクを口元に置いたまま「なにこれ?聞いてないで?ほんまに聞いてないなにこれ、」といつもの声でしゃべり続けているのだけど、その時からだが小さく震えているのがもう、いつ見返してもグっとくる。

震える心臓を奮い立たせて。そういう経験を、幾度となくしてきたのだろうし、これからもしてくのだろう、そんなヒーローを目指すアイドルのことを自分の視線で見ていきたい、自分の人生の平たい道の上でそうしたい、と思う。

 

このMCは期間限定ではあるもののyoutubeに動画として残り、誰でも見ることができた。そして、のちにライブDVDとして円盤化され、今は私の手元にある。レコーダーにセットすれば何度でも繰り返し見ることができる形で発売されている。
いつどんなタイミングでなにわ男子のファンになったとしても、商品代金を支払えば手に入る円盤の中に、このMCが入っていることがとてつもなくうれしい。うれしくてしょうがない。
喉から手が出るほどほしかったデビューの切符。それを掴むことができた7/28のなにわ男子。求める人の元にそのなにわ男子がある。未来のファンにも用意されている。本当にうれしい。

 


なにわ男子の好きなところ7つ


・年の差/歴の差があるところ
・期待を「うれしい」と受け取るところ
・大吾くんの芯のあるアイドル歌唱と小柄な主人公感
・それぞれに自分なりの美意識を持っているところ
シルバニアファミリー
・恭平くんに対して丈くんが「ありのままでいてほしい」と伝えるところ
・大橋くんがいるところ

 

大橋和也くんの顔のかわいさにすってんころりんした沼がなにわ男子だった私ですが今は「もうなんだって好き!」状態ではあるのだけども、こういうところが私はツボだな、と改めて思うの巻。

大きな渦の中で「ありがとうございます」とニコニコしている笑顔が本当に好き。
アイドルを見ていて、「笑顔でいてくれてありがとう」とこんなに日々感じることってなかった気がしているのよ。私の年齢によるところもあるだろうけど(リアルだな)、うん、本当に、かわいくて笑顔で元気にいてくれてありがとうね、という気持ちをよく持ちます。


なにわ男子の円陣が輪ではなく横一列なこと。7人それぞれのカラーを重んじつつフォローできる所をフォローしつつ、もっとやれるだろうポイントで成長をさとしたり話し合いの場を設け続けたり。
年齢差・歴の差があるからこそ、そして兄組があの3人だからこそのサイクルも見えるし、自由にのびのび育ちながらも自分の役割だ、というところで年下組の成長もぐんぐん見えるところも、本当に好き。
丈くんのMyojoインタビューの最後、メンバー、そしてファンへの言葉を読んで、「かけがえのない時間を使って私たちの前に現れてくれてありがとう」という気持ちに再びなった。そして丈くんが年下組に対して向ける愛情が、本当にその人それぞれへ真っすぐ向かっているのが見えて、愛情も熱量もたっぷり内包している、気持ちが豊かな人なんだろうなと思った。

 

 

 

Emerald

石言葉 - 幸福/喜び 愛 希望

 

アルバムに新たに収録された様々な楽曲たち。新録された「ダイヤモンドスマイル」の1つ前に位置する『Emerald』という1曲。
この曲の壮大な音の厚み、声のリアルさ、歌詞の真っすぐさが好き。なにより、「ダイヤモンドスマイル」のイントロが始まるまでの数秒の無音に、「円盤として出す意味」も勝手に見つけてしまったような気持ちになった。

あの無音の数秒間。デジタル楽曲が主流となりつつある今、カップリングなどが不要となっていく形とは違って、その込められた無音の長さ、余韻がたまらない。

このアルバムを1曲目から聴いて、この曲と「ダイヤモンドスマイル」のつなぎ目にたどり着くたびに鳥肌が立つ感じすらする。本当に気持ちが良い並びだと思った。

(新しい事に挑戦しつつも今までのやり方もきちんとやっていく感じ、いいとこどり!みたいな感じがして個人的に超好きです)

 

長尾くんの歌う「ありがとう」の歌詞の温かさ、すごい好き。7曲目の『Brand New Heroine」でも感じた。

 

僕から贈る夢 見てて 焼きつくほどずっと


「夢は叶うよきっと」でも「一緒の夢を見よう」でもなく、「僕から贈る夢」を「見てて」、という歌詞が、丈くんにすごくぴったりだ。頼もしくあると同時にとってもかわいい歌詞だとも思う。カッコよくて頼もしいのにとてもかわいい。丈くんに本当にぴったり。好きしかない。

 

涙になるその手前で 僕の笑顔 君に届け
暗がりでも見つけられる 星になるから 約束だ


大橋くんの声の変化を説明できない……変化してるんだよ……でもずば抜けて飛びぬけてなにか、ではなくてなんていうの、奥行き?少しぼんやりしているとしてそのぼんやりの深さの加減?写真用語でいうところのF値被写界深度がぐっと深くなったしボケ方が綺麗!みたいな(どういう表現)なんかこう、こう……うーん無理。言葉がおいつかない。
とにかくもう、この歌詞を歌う人として、揺るぎなさが声にしっかりあって、とても頼もしい。フラットに、気負いなく、それでいて骨太で。なんかこうすごい好きですここの大橋くんの歌声。

 

 

ツアーの続く夏。

7/28にもちろんツアー日程が組まれているなにわ男子、そしてその後もインスタライブをするしtiktokライブもしてくれるそう。tiktokいまだにアカウント作ってないのだけど作らないと見れないのかな。そういう新しいことになにわ男子をきっかけに手を出していく(言い方)のも面白くて楽しい。


とにかく本当に、怒涛の1年、おめでとうとありがとう。これからも楽しみに見ます。まずはツアー、皆にとっていい思い出になるよう勝手に祈ってるぜ。おめでとう!!!!!!!