君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

今日を重ねながら、未来を目指している



嵐アリーナツアーJaponism Show in かごしま。
7/30二部、参戦してきました。



※※注意※※

レポですが色々好き勝手書いています。大野さん担当ですが大野さんに一番ツンデレです。記憶がなさすぎていろいろ曖昧です。セットリストはネットから拾ってきたものです。ただのいちファンの感想にすぎません。視点が人よりずれています。マニアック寄り。レポというか感想というか、ポエムのようなものにいつもなります。無駄に長文。

















友達と参戦した鹿児島。ついた瞬間から一番しぼりの大野さんがいろんなところでお出迎えするので「じゃあまぁひとまず、」ということで到着1時間後には鹿児島しぼりで乾杯しました。
レポの前に言いたいことがあって、今回の鹿児島は、嫌な気持ちになることが本当になかった。グッズ販売も会場へのシャトルバス運行もいろいろ考えたんだろうなというスマートさで、それでいて事務的な感じもなくて、みなさんあたたかくてやさしかった。嵐の地元開催のコンサート!盛り上げていきますよ!という感じがあって、それが経済効果とかそういうの置いといても、活気があって楽しかったです。鹿児島のみなさんありがとう!!!あんなにビールをのむ週末もなかなかないです(基本ビールのめないけど鹿児島でのむ生の一番しぼりはとてもとてもおいしかった!)
コンサート当日は二人とも緊張しすぎてテンションが低すぎるという謎。しかしコンサートがはじまれば当たり前にそんな気持ちはぶっとんで、私たちなりにとてもとても楽しくすごしました。






1.ただいま

真っ白な背景、バックからのライトを浴びたシルエット。声の響き方。すごいな!の意味をこめて隣の友達を見たら泣いていた(笑)
歌詞を前面に押し出す、メッセージを込めに込めたオープニング。入り口でここまで「伝えたいことがあるんだよ」と渡してくるのもすごい。



2.A・RA・SHI

2曲目にこれを持ってきた意味を今ならいろいろ考えてしまうのだけど、その時はイントロ流れた瞬間からとにかくとにかく楽しくて、動きだしたムビステにも興奮して、最高だった。ティキティキソーソー。大野さんはラストソロゆだねずに歌う。
大野さんの首元ストール×前髪うねり系で上にあげる、という髪型によって素足でローファーを履きこなすトレンディ俳優さんみたいですごいかっこいいのにすごいかわいかったです(笑)



☆アニメーションからのジャポニズム導入☆

謎のアニメーション。誰が発注したのか分からないけども相葉ちゃんはここでも赤ん坊を背負いつつ竹を切る、という謎の庶民派ポジション。一発目のにのを見て「にのみやかずなりのちっちゃな野望(某局)」を思い出したのは私だけではないはず。



3.Sakura

大野さんの腕ってなんであんなにまっすぐ前に出せるの????とはてなマークをうかべながらのSakura(おい)実をいうと記憶があまりない…


4.Japonesque

ザ・ジャニーズ的な和のある曲。ごめんなさい記憶が本当にない…どこに落としてきたのか…



5.ワイルド アット ハート

イントロからキター!ということでちまちま踊る。トロッコで回ってきてくれたと思うのだけど、とにかく近すぎてよく分からなかった…「嵐のみなさん、イケメンですね!」という感想しか出てこなかった。松本潤さんの顔は小さすぎた。相葉ちゃんが、ときおりにこっっっっ!!!と笑うのですよ、それがもう、たまらなくかわいくてね…にのにいたってはかわいすぎて動いているのにDVD見ているみたいだった。そしてどれだけ嵐が近くにこようが我を忘れることができずに互いの顔を見合いながらニヤニヤニヤニヤするしかない私たち。隣の方々と明らかに動き&声が違いすぎてとまどいをかくせない。


☆にのさんソロパフォーマンス・タップダンス☆

二宮さんにタップダンス勧めたの誰???!!天才かよ!!!!!!!かわいすぎてしぬ!!!!!!と大興奮していたらその後読んだパンフレットで松本さんが提案したときいて末ズまとめてだきしめてやるよ!と思いました。スーツに身を包み、タップを踏むにの。シーンとしがちな間を埋めるコミカルな表情、動きがもう、ミッキーマウスを超える愛され指数でたまらなかった。誰か二宮和也テーマパーク作って!!!(落ち着いて)
これも松本さんのお言葉ですが、本当に上手。とっても上手だった。階段を使ったステップなどの見所も作りつつ、スマートにキュートに。


6.イン・ザ・ルーム

そこからのこの曲。大き目ソファで上部センターに陣取るニノと1人掛けソファで政治の駒的な何か(ってなんだよ)を動かしてそうな翔さん。実を言うと、肉眼で誰が誰かしっかり分かる距離だったのでもったいなくてサイドモニターもメインもあまり見ていなかったので大野さんが翔さんのすぐ傍にいるの気が付かなかったです。なのでにのが億万長者的に両腕をソファヘッドにもたせかけ、だらんと上を仰いでいるポーズしか見ていなかったです。さすが覇王腺を持つ男!!!ヒューヒューイケメン!

そして照明も変化してのアクセントダンス。背景も含めて、まるで無声映画のよう。昔のモノクロ、すこし黄味がかった色合いの演出がすごく素敵で幻想的。BGMもどんどんリズムがくるっていく独特な巻き込み方。アクセントダンスでのこのごちゃっとさせるの、いい意味できもちわるくて得体が知れなくてぞわぞわする、


そして、そこからの!


7.復活LOVE

イントロの持つなんともいえない絶妙な時代感。嵐の持つ、昭和感と素朴さとキレイが、声で2016年の嵐に仕上がっていてとても素敵。ここまであっさりとした「新曲感」も不思議だな、と改めて思いながら聴いた。
鹿児島アリーナの天井やメインステージの上部に照明で影が出来ていて、骨組みが、天井内側の骨格がなんだか観覧車みたいで、夕暮れの遊園地にいるように感じた。この背景をバックに飛び出して行った恋人のことを歌うなんて、昔二人で出かけたデートの場所みたいだな、とかポエミーな事を考える鈴木である(そもそも嵐と遊園地デートなんてしたことなどない)
松潤の「アイミスユー↑」にヒュー!となり相葉ちゃんの「おかえり」にヒュー!となる。


8.Lucky Man

記憶から飛んでいるけどコールアンドレスポンスがとてつもなく楽しかったのは覚えています!



☆☆櫻井先生のドラムレスポンス講座☆☆

楽しそうにフランクにファンとやり取りするセンパイ(笑)よきお兄さん的モード。某ゲームじゃないからね、な手のマークは相葉ちゃんソロのフレンドシップぽくてあのLINEスタンプ欲しいなーと思ったり。


9.Troublemaker

コールアンドレスポンス楽しかったのですが、まずなによりもムビステでバックステージに移動した後の「耀きを秘めたハートビート」のyamaを見る為に必死で背伸びしまくったので次の日筋肉痛だった。yamaにささげた筋肉痛。友達に「お前が必死に背伸びしているのが目に入って笑った」と言われました。そりゃ必死にもなるわ…yamaかわいかった…



10.Daylight

前半戦最後の曲です、の紹介の後にこの曲ですよ姉さん。そりゃ叫ぶわ!そしてMCでそれを面白そうにいじる櫻井センパイ。まかせてください!



11.Everybody前進

まさかこれやってくれるとか…!!!最近もカラオケで歌ったんだよー、と思いながら大野さんの「さぁ踊れるかなー」に冷静に櫻井センパイが突っ込んでくれてどうもありがとうという気持ち。サビは分かるけどなぜに間奏部分を踊ってもらおうとしたんだよwwwwいや好きだけどさあの間奏wwwwwうりゃうりゃ肩ならしながら半回りする感じ嫌いじゃないけどwwwwww



12.I seek

この曲もイントロがすばらしいな!!!と改めて。照明が変化して、これはまた夜の水族館みたいにきれいで。れいさんとみささんを思い出して、なんだか不思議な気持ちになりながら聴きました。



☆☆DJ×MJ☆☆

サブタイトル〜松本さんに弄ばれる鹿児島アリーナ・本望Desu☆〜
映像演出含めてわくわくとそわそわが入り混じって大変楽しかったです!松本さんだけが残る舞台で、松本さんが回すテーブルに合わせて、嵐が歌わない中でラブソーのイェイイェイエ〜♪歌うのがあんなに楽しいなんて知らなかった…!今までの嵐の歴史を振り返りつつも、顔が筋肉痛になるぐらいに楽しんだ、アトラクション的DJコーナーでした。



13.Disco Star

5人のDisco Starが見れるなんて私はきっと寿命が5年ほどのびた!と思いました。相葉ちゃんほっそいの、かわいいの、キュートなの…と、友達とかわいいかわいいつぶやきながら見ていたら、例のウォーキング時ににのさんが思いっきりすべって転んでいまして(笑)がこん!みたいに床に当たる音もしてた(笑)隣にいた櫻井センパイが必死に起こしていました(笑)みんなまとめてかわいいよ。皆で笑いながら見守るDisco Star。相葉さんはさすがのキレッキレ。ピヨピヨ感がいとしい。'◇')←本当にこんな感じ


14.Rain

はい先ほどのびた寿命が色々なところに差し出された(?)結果ですよね私がRainを生で見れるなんてね?!今思い出してもそうとしか思えないぐらい、イントロ流れた瞬間「やばい、しぬ」とつぶやいていた。生きているうちにこの曲を見れるなんて信じられないし今でもまだ信じていない。イントロの、右手右足をまっすぐ伸ばした後に元に戻す、のあの振りを見ても「やっぱ大野さんの腕ってなんであんなに無理なさそうにまっすぐにできるの???」とどうでもいいことを考える鈴木である。もう衣装とか覚えてない…大野さんがあの踊り踊っていたことしか覚えていない…



15.秘密

まさかこの曲も!!!!!この眼で見れるなんて!!!!!!と興奮しながら一緒に踊る。しかしにのさんはもっと2007年の+DOMEを思い出してぶりっこしてくれてもいいんじゃないだろうか、と私はわりと真剣に思っているよ!ごめんなさい十分かわいかったです。



16.Shake it!

はだけるの期待していたのに(←)なかったよお母さん!しかしアラフェスなどのDVD含めたくさん見たシェケ、一緒にシェケシェケできたので満足です。「頭で♪」の髪をかきあげるようなしぐさがザ・松本さん☆な軌道をえがきすぎていていつもいつでも愛しいです。私はキャーキャー言うのがどうしても得意じゃないのでいつでも「フーフー♪」と言っています。



17.T.A.B.O.O

ちょっとラフなスポーティー系衣装でT.A.B.O.Oを踊る櫻井センパイwwwwwwwかっこいいけどしかし衣装がおもしろい。友達は櫻井センパイファンなのでイントロで顔を見合わせて後はずっとニヤついてしまってごめんねセンパイ。この曲の音程での櫻井さんの声がとてもとても好きなのでまた聴けてうれしいです。



18.三日月

扉にふわふわと魂が集まるようにシルエットが歪に浮かぶ。扉をあけて出てきた嵐は、真っ白な衣装で、和とも洋とも判別がつかない、不思議な出で立ち。最初に出てきたのがソロスタートを切る相葉ちゃんだったのだけど、相葉ちゃんの人形のように整った顔立ちと不思議な衣装が相まって、白無垢にも見えたしもののけ姫のサンのようにも見えた。大野さんの後姿はウエディングドレスにも見えた。鈴木の思考回路…
三日月、素敵な演出だったー。加工を強くしても残る声質の違い、相葉ちゃんの声はこういうのにものすごく合っている。負けずに成り立っている。手元のペンライトも演出として融合して、なんともいえない空間だった。


19.マスカレード

なんでだよ!!!!!!!!!の後にwwwwをつけたくなるのが嵐クオリティだと思うのです(書き方があれですが私はそんな嵐クオリティがいとしくてたまらない)だって白衣装に電飾つけてマスカレード踊るってどういうことだよ…私の中ではこの曲すっごく期待していてシックに色気たっぷりにジャニーズらしさ全開でやってくれると思っていたら想像の斜め上をいったwwwww白衣装に電飾だから謎のクリスマスツリー感wwwwものすごく冬っぽいしムービングステージがセンターでしばらく止まっていたから大野さん櫻井さんの横顔見つめてすごいなこれと思っていました。



20.Bolero!

これすっごく楽しかった!ペンライトをふりふりの大盛り上がり。


☆☆相葉ちゃん エアリアルティシュー☆☆

すごすぎて訳が分からないというすごすぎ感。しかしよくよく考えても危ないチャレンジだなぁ…けれどそれを感じさせないほどにショーとして魅せた相葉ちゃんに乾杯。私はコンサート後にホテルで読んだパンフレットを見てちょっと泣いたぞ。



21.青空の下、キミのとなり

イントロであがる歓声と、近くに来てくれたメンバーを見上げながら、今さらながらに「すごくいい曲なのかも…」としみじみしてしまった。演出映像もいさぎよく直球。



22.miyabi-night

実を言うと今このレポを書くまで「miyagi-night」と思っていたのだけどどうしてそんな勘違いを私はしたのだろう。誰か教えてください(知らないよ)


☆☆大野さんマスクマジック☆☆

まずはともかく、大野さんのマスク。パンフレットで話していたけれど「何がすごいの?」と大野さん自身は思いつつも松潤の言葉を借りて、本当に器用というか。なんでもないことのようにやるから、もうどうしようもないよね。しかし会場の規模もあって、歓声もすごくそろっていて(笑)素晴らしかった。この流れからのmiyabi-nightは、和装×和傘でのザ・ジャニーズ的『ジャポニズム』演出。シンプルで分かりやすくて、でも映像演出もさじ加減が絶妙で、派手なんだけどやりすぎていなくて、けれど豪華で圧倒的。



23.心の空

ダンス、かっこいいですよね。ため息が出ます。嵐の衣装はこれでいいんだ、となんだか馬鹿みたいに納得してしまう、踊りづらそうででもしっかり世界観を捉えにいった衣装。メンバーそれぞれちょっとデザイン違い、櫻井センパイ・にのは上はちょっと洋物寄り。にのなんかはナポレオンみたいでそれがまた似合っていてかっこよかった!大野さんはけっこう和服寄り。嵐は着物が似合うなぁ。
舞台、演出映像、紙吹雪。すべての完成度が高い。アリーナサイズでやる、という前提でこの盛り方、素晴らしい。miyabi-nightからの流れからここまでは、文句のつけようがないパフォーマンスなんじゃないかと思いながら、感動しながら見ていた。
ネットのジャポニズム感想で「オリンピックでパフォーマンスしてもいいぐらいのものじゃないか」というのをちらと見たけど、その意味が分かった。ザ・ジャニーズ、ザ・ジャパニーズを盛り込んだうえで、『今の嵐がやる意味』をちゃんと見せてくれるんだなぁ、と、そういう部分に感動する。



24.僕らがつないでいく

本当に記憶がないけれど、終わりだなー、エンディングだ、としっかり受け止めながらも、しんみりしすぎることなく、5人に手を降ったりペンライトをかざしたりできる空気でした。
5人の名前と生年月日が、嵐の結成日へ変化する。そして、そのままどんどん重なる年月。今日、今の現在時刻のカウントまで重なる、それにぐっとくる。
嵐は、嵐をずっと重ねてきたんだ。そんな当たり前のことを、とても強く感じた。私がいじけたり会社で調子にのったり家族と喧嘩したりへこたれたり、転職したり、地元を離れたり。他のアイドルグループを見ている間もずっとずっと、嵐は5人で月日を重ねて、嵐のコンサートを作り続けて今もこうしてここにいる。
そんなこと当たり前なんだよ、嵐の5人はすごいんだよ、挑戦と反省と改善を重ねて、今こうしてコンサートをしているんだよ、と訳もなく泣いていました(笑)




〜〜アンコール〜〜



25.Power of the Paradise

新曲!新曲をやってくれて本当にありがとう大好きです愛してます!!!!という気持ちになる。新しい曲を本当にありがとう、という気持ちが最近薄れてきてしまっていたのだけど、改めて嬉しいことだなぁ、と思える曲。
こういう明るい曲が良いなぁ。感動する曲も好きだけど、皆が笑ってキャーキャー言ってて、それって最高。宇宙is you!!!
サビの振り、簡単だし楽しい!ちょうど舞台端に大野さんが居たのでずっと見ていたんですが、ファンと一緒に踊っているからか振りがちょっと怪物くん風味で(笑)かわいかったです。猫背すぎるぞその背中、愛しいかよ。



26.愛を叫べ

イントロが流れた瞬間の気持ちの高鳴りと歓声が忘れられない。皆で松潤くんの矢に打たれる(笑)翔くんがバクステ移動しながらのサビで「踊ろうぜ〜!」と言ってくれたのでうりゃうりゃ踊る。
しかしyamaよ、なぜ最後のトゥルーラブやってくれなかったんだよ…背伸びして足がつる準備は出来ていたのに…風っこの泣きながら笑えの後に泣きながら笑う鈴木でした。



27.感謝カンゲキ雨嵐

ド頭の大野さんが「スマィリャゲ〜ン♪アイムスマイリャゲーン♪」と言いながら矢を放つのだがそれにうまく対応しきれず笑っちゃうセカンドスターター・ラップ隊長翔さんであった。ひとまとめにしてたべちゃいたい系のyamaだった。最近、翔潤には「もっとやれ!!!(腹から声を出す)」という気持ちなんだけどもyamaに関しては「知らねェよ!!!(全開の笑顔で)」という気持ちになります。




最後に「俺らの名前は何だ?」「あらしー!」でパーン!と銀テープが飛んで、すげー!きれー!となっていたら周りの皆さんが猛ダッシュで拾いに駆け出したので取り残されて途方に暮れる私たち。皆おちついて、嵐がバイバイしてるよ?あっけにとられているうちに嵐がばいばーい!と手を振るのでバイバイ言い合いました。私たちの席がちょうど真ん中に設けられたトロッコの通る通路挟んで一番前だったので動きやすすぎる席だったのはあるのだけども、とりあえず席離れたらダメだからみんな転ぶなよ!と思うコンサート初心者でした。


◆◆まとめ◆◆


嵐がどうしてもやりたかったアリーナツアー。それをひしひしと感じるセットリストでした。ショウアップされたステージ、つなぎ目がなくて、誰かの名前を叫ぶ暇もない構成。ジャニーズエンターテイメント、それを嵐がやる意味を探した先の、答えを魅せるアリーナツアーなのかな、と思いました。
横から出てくる松の木の幕、メインすべてを演出映像にして成り立つ距離、過剰さのない特効と炎。お客さんの持つペンライトが最小限かつ無限大の演出になって、会場すべてがショウとして成り立っていた。けれどちゃんとほっとゆるむMCがあって、嵐の5人は楽しそうでうれしそうで、支え合いを感じるわずかな瞬間があった。



ライブDVDを見ていると、どうしても「お手振り曲」は飛ばしがちになる。けれどその場にいた感覚として、アリーナツアーとして見たこのコンサートが素晴らしいのは距離や一体感ももちろんそうなんだけれども、「ハーフ2曲でほぼほぼ外周を1周回ることができる」、構成面でいうメリハリのつけやすさもあるんじゃないかなと感じた。ドームだったらもう1曲は入れないと回れないと思う。
愛を叫べ、アイシーク、復活LOVEの「イントロ力」、miyabi-nightの絶妙な、ジャニーズアイドルとしての完成度。箱の大きさ、曲数、時間、すべてがジャストサイズ。物足りなさもなければ過剰感もない、絶妙さ。ダブルアンコールを期待するコールをしつつも、もう心はすっきりしていて「楽しかったね」という終わりを受け止めている感じが、オーラスでもないのにすがすがしくて気持ちよかった。


今回ものすごくいい席すぎて運をすべて使い切ったと思うのだけど、男性が5人集まってエンターテイメントを生業としている、という当たり前のことに気づく距離感だったし、5人のテレビのまんま感がすごかった。
相葉ちゃんの笑顔、櫻井センパイのロイヤルお手ふり、にののキャラクター感(コンサートにおけるにのみやかずなりはいつかきっとチャップリンもミッキーも超えると思う)、そして大野さんのフラット感は異常。松本さんは少しだけお疲れ気味?それにしてもとても美人。細い。細さにびっくり。パーツが整っているのに顔が小さすぎて異次元だった…




今回はなんだかもったいなくて、サイドモニターもメインモニターもほぼ見ずに双眼鏡も使わずにずっと5人を大野さん中心に見ていたんですが、大野さんに関してますますよく分からなくなってしまった。
ものすごく近くに来てくれた時、近すぎて逆に私たちのところは見えていないだろうな〜と思って、静かにペンラ振りながら見上げていたのだけど、本当に大野さんは大野さんだった。とても美人で、しゅっとしていて、穏やかな表情でファンを見ている。
ときおりうちわに直接ファンサをして、流れるトロッコの上でにこにこ、にこにこ。
それを、歌を歌いながらやる。歌割が来たら普通に歌う。その境目がなさすぎる。「歌うこと」と「ファンを見ていること」が同時進行すぎて訳が分からなくなった。トロッコからリフターへ移るときも見ていたのだけど、本当にフラットすぎる。ありのまますぎる。
松潤は、時折見える素があって、ちょっとつらそうかな?と思える隙間があった。それ以外はとてもかっこよくて、それはスイッチがあって、お客さんに見せる、ステージに上がるときに裏返す「自分側」がちょこっと見えてしまったときなのだろうと思う。
それが、大野さんには、びっくりするぐらいに無い気がする。
たとえば、相葉ちゃんやにのは、「見せないと決めた」人なんだろう。櫻井センパイや松潤も、ラインがあって、見せないと決めた部分があるはず。
けっこう前から思っていたのだけど、大野さんは「見せないと決めた部分」がものすごーーーーく少なすぎる人なんじゃないか。というかそもそも、「見せない」という気持ちの持ち方をしない、というか…。言葉にすると難しいのだけど、譲らない部分は頑固に譲らないだろうし、「こうするから」と決めたことはあるはず。でもそれ以外での「こういうのは見せないです」というのがない気がする。
だからこそ、自然体というか、ありのまま。パフォーマンスでの身のこなし以外は、本当にフラットなのかも。それでいて普通に歌割がきたら歌うし、だからこそよく分からない。何なのあの人、という気持ちでずっと見ていました。不思議な人だ。


そもそも私がそんな大野さんを不思議に思うのは、私が真逆の性格の人だからです。人の目が常に気になっていて、いろんな人からよく思われたい私にとって、大野さんのありのままさが羨ましいし、時折よく分からなくなる。トロッコからリフターに移って、自分に集中する皆の視線に気がついて「相葉ちゃんがパフォーマンスしているよ、」とジェスチャーで示して、ファンと一緒に相葉ちゃんのパフォーマンスを見ていた大野さん。


まとめ、と書いたくせにまとめきれませんでした。おいおい近すぎて逆によく見えないし見てもらえないよ贅沢かよ、しかしせっかくだから、と見上げていた大野さんですが、もう近すぎて、反対側を向いた大野さんのお尻が見えたんですよなかなかの近距離で。そりゃガン見しますよね。大野さんね、今おしりも超コンパクトなぐらい全体的にシュっとしてましたよ。だってズボンのおしりの部分、布が余っていたもん。会社で嵐ファンのメンバーに「どうだった?」と聞かれて「席が近すぎて大野君のおしりまでちゃんと見えましたよ、大野くんのおしり、こんなんでしたよ!」と両手で大きさを実演しました。大野さんの踊れるおしりはかわいいね。そんな感じな鹿児島の感想でした。


しかし、あのビジュアルで映画が撮影されていると想像したらもう、…今から映画通うぞ貯金したくなりました。すっげーかっこよかった。以上!