君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

リピート第三話。

最近のシュミはもっぱら魔王鑑賞な鈴木です。しつこいぐらいに長いので閉じます。



魔王第三話見ているんですけど、取調室の中にいる成瀬さんが絶世の美女(?)すぎて変な声出ます。そらちゃんのお母さんの弁護として来ているんですけど何この夕日の設定・・・すっかり忘れてたけど夕日だったんかいこの時。夕日×取調室×成瀬領というこの設定が最強です。多分、成瀬さんのお相手役のしおりちゃん役に小林さんが選ばれたのって透明感じゃないかしら。この2人透明感がすごいよ。

しおりちゃん役の小林さんは、身長や綺麗な指の長さ、手の大きさ、腕や手足の長さと顔の比例がものすごいことになっている。何だあの子・・・!顔小さすぎる!!!芹沢が雨の中、夜中にしおりちゃんの所にいった時、玄関先で傘を持って立ってるしおりちゃんの体のバランス、スタイルはものすごいです。あと、やっぱり「サイコメトラーな力がある」「タロットカードの意味が分かる」「教会の施設で育った」という設定に関しても、小林さんはとてもよい見た目をお持ちだ。もっとときめいたのは、やはり連ドラとしてみている時にはあまりはっと気付かなかったけれど、1話のしおりちゃんがもうすっごい普通の少女なのね。そんな子が回を追うごとに美人さんになっていくのか・・・成瀬領、許すまじ!と、1話目を見て思いました。まぁ年設定とかあと小林さんの見た目とか幼すぎないかなとは思いますが、成瀬さんと並んだときのバランスって絶妙だと思う。並ぶととたん2人ともがなんかかわいい。年の差ははっきり見て取れるけれど、ギリギリ成り立ってる、それがもう絶妙!と私は思います。でもそれで成瀬さんがしおりちゃんに対し恋愛感情抱くか?とは思いますが、はぁ、しおりちゃんの潤った唇素晴らしいね・・・(ヘンタイ)この3話は最後に、自分の力が悪魔の力じゃないのかって悩むしおりちゃんとその告白を受け「悪魔は別のところにいるんです」っていう成瀬さんの教会のシーンが絶品。その時の声を震わすしおりちゃんも透明感すごいけど、そのしおりちゃんにハンカチを手渡した、その成瀬さんのお顔はとんでもなく美男子だった件。なんか・・・久しぶりに見返すと魔王すごいな・・・大野さんのかっこよさってひどいよあらためて。2008年の夏の鈴木が贅沢ものすぎた。かみ締めておこう。


この「悪魔は別のところにいるんです」という言葉。何も知らないしおりちゃんにとってはまたしてもKYぽい内容ですが、こっち側(視聴者)にとっては成瀬領の発するこの言葉に対し色々思いました。そしてそう告げ、じっと十字架を見上げる成瀬さんの瞳は、どこか神を責めているような眼差し。成瀬さんにとっては自分、自分の家族に置かれた境遇はあまりにもひどいと思い、弁護士という職務につきながらただひたすらに復讐のことだけを考え生きていく事、それに対する「世界や世間やその時関わった人たちに対する罪悪感」はもうとうの昔にないのではないか、と思います。神にも祈らないし、許しを請うわけでも、そうしたっていいでしょうと問うわけでもない。この成瀬さんの眼差しは強くてとても悲しすぎる。何もかも見通して、この頃にはきっと自分が最後どのようになるべきか、も受け入れてしまっているのだろうな。はぁ・・・なんかやっぱつらい。

あとこの3話は私が魔王の中でも好きシーンとして印象に残っている「成瀬VS芹沢」がありまして。雨の中、そらちゃんのお母さんが警察署から出てくるのを成瀬さんが待っていて、そこに芹沢さんがつっかかってくる・・・というシーンなのですが。この時の成瀬さんがもう・・・KY!なんですよね。ていうか成瀬さんて時々そうだけど*1、芹沢さんに対しては「おおい!」ってぐらいなので見ていてすごい面白いです。だってまだ犯人捕まってない!操っていたやつを捕まえないと!って言ってる芹沢さんに対し「じゃあつかまえてください」とか言い出すから私もテレビの前で芹沢と一緒に「成瀬おまえ!」と思いました。でもこっちがわ(視聴者)は、成瀬さんがわざとやってるっていうのを知ってる(成瀬が雨野真実であることを知ってる)からまだ分かるんだよな・・・しかし芹沢にとっては「てめ、なめてんのか成瀬ェ!ていうかお前なんでしょっちゅう絡んでくるんだよ!」って感じですよね。この成瀬さんが芹沢さんにうざったくされる、カチンとされる感じが面白かったんですけど、今回は成瀬さんも「じゃあアナタの正義はなんですか?」と言い返すのでなおオモローです。あそこには唯一、弁護士である成瀬領という部分が垣間見れるんじゃないかなと思っています。言い返せるだけの強い立場と経験と実績と資格を成瀬領という弁護士は持っているんですよね。そこもなんだか、この成瀬の信念というか、この事だけを詰めて生きてきたという悲しさもあると思う。

成瀬さんの考える復讐というのには、当たり前だけどそらちゃんのお母さんの気持ちは含まれなかったのだと思う、だからこそあんなに苦しそうな顔をしているんだろうな。そんなの都合いいよと思っちゃうかもしれないけれど、そらちゃんのお母さんにとっては「私のしたことで人が死んでしまった」ということが真実である。

魔王はこのそらちゃんが絡むお話が見ていて一番スリルというか、ドキドキした気がします。なんというか、成瀬領の手口が鮮やかで、届いた宅配便からくまのぬいぐるみが出てきたとき、そらちゃんのお母さんが乗り込んだ事務所でそれを見つけた時は、すごい心臓バクバクしたし。それは私がまったく予想つかなかったからだとは思うけれど。新聞記者さんが絡んだときは成瀬さんやりすぎっていうかギリギリじゃね?!って思ったドキドキ感があったけれど。というわけで、しばらくは見返してだらだら書いていくことで楽しめそうです。

*1:マジで