君に、ありがとうございます。

好きなアイドルについて。

初めて見た映像作品はなに?


V6のエントリが続いていて申し訳ないのですが、「この感想は残すべき…!」と妙な切実さで思ったもので、ファンの皆様も導入編としてこれをぜひ!とおすすめしている「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」DVDのもそっとした感想を残しておきます。いつものとおり無駄にぐだぐだ話してるので長くなりました。いつものことだよ!皆もっと長文ブログ書こうぜ!(私が読むの楽しいから!!!)






■初めて鑑賞する『V6のライブDVD』という映像

V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny! [DVD]

V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny! [DVD]

2014年11月末に前触れなく出会ってしまったアイドル・V6。動画をあさっていた鈴木が見ていたのは主に『バラエティ番組でのわちゃわちゃV6』だったので、坂本さんのギャップにすってんころりんした後にようやく「よし、ではそろそろ大本命のライブDVDに手を出してみますか…!」と決意。ライブDVDを購入する、というのは私にとっては切実なおたく的ボーダーラインなので(そしてその後どうなってしまうかは嵐へ落ちた経験からよーく知っているので)*1ネットで評判のDVDを検索しながら心の中で「あぁーとうとう…とうとう買ってしまうのか私……」という妙などきどき感していました。

おすすめ、というか某ネットショップの評価欄でも飛びぬけてよかったのが、冒頭に記したライブツアーDVD。とにかくみなさんお勧めしまくっていて、某動画でもライブDVDのおすすめはこれか2010年の『V6 ASIA TOUR 2010 in JAPAN READY? 』だったので、新しい方がいいなと考えてこちらを購入。




■初見の感想


・信じられないぐらいに、しかも完成度高く踊っている

最初の感想はまずこれ。どんだけ踊るのこの人たち。ツアーが開催されたのは2011年、歳年長のリーダーが41歳、長野さんが40歳の年。というか全員が三十代だという事を考えても、考えなくても踊りすぎです。嵐のライブDVDを見慣れているからなのか、衝撃がすごかった。インターバルというか、お手振り曲が本当に少なく感じたんだよ。初見で、次の曲へ次の曲へとライブが進むごとに「何なの…まだ踊るの?これも踊るの?いつまで踊るの?すごいよなんなの信じられない…!」とびっくりした。あとアンコールでも踊りすぎな?懐かしい定番曲もあそこまで全員で踊ってくれたらもう、嬉しいよね。
そして何より、そのダンスパフォーマンスの完成度がすごく高い。ダンスがちゃんとそろっている、というか、はっきり言うとダンスの振りの細かい部分での「覚え間違い」がほぼほぼないんだと思う。それぞれの個性はちゃんと出ているけど、間違って覚えずに「ちゃんと6人が同じ振りとして踊って」いてこその「そろっている」だから、とにかくすごくかっこいい。フォーメーションもよく見ると小さいステージでくるくるよく変わる。歌って踊っているV6しんじられないぐらいに素敵。
余談ですが2013年のツアーでも踊っててもう最終的には友達と見ながら思わずといった風に笑っちゃったよ(笑)どんだけ踊るんだよ?!あーかっこいい。



・照明がすごくきれい

演出に関して当たり前だけど素人だしあんまり詳しくないしそこを注目して見ているわけではないんだけれども、照明がすっごく綺麗だな…ってしみじみ思う事がすごく多かった。どこそこ、と細かく説明できないんだけれど(それは理由その3にもかかわってくるんだけど)きれいなんだよ、すっごく。ぐぐっと大人っぽい演出をする時に一番効果的なのは暗闇と照明(光と影)の使い方だろうなって勝手に思っているんだけれど、それがばっちり決まっていて、ため息つきたくなったりする。


・ほぼ知らない曲だらけだったのに最後までぜんぜん見れた

これすごくないですか。
この年V6はアルバムを発売しておらず、ツアーを構成する曲はカップリングなどが中心となっているそう。そもそもこの時点で私はV6の楽曲はアルバム4作(ベストアルバム2作、READY?、Oh! My! Goodness!*2)をレンタルしたばかり、という状態だったので、シングル曲や動画で見た曲(Sexy.Honey.Bunny!/only dreaming/Supernova/GUILY)以外は知らなかった。それなのに一度もだれることなく最後まで見ることができた。
たとえばV6の楽曲が私好みだった、というのももちろんあるけれど、とにかく演出×6人のパフォーマンスが飽きなかったしよそ見をさせない、そんなDVDでした。歌声も、表情もダンスも立ち姿も、それぞれが交差して立ち位置を変えていくフォ―メーションも、それらを楽しく美しく色っぽく妖しく元気よく魅せる演出も、とてもよかった。


・バックダンサー/Jrがいなくてカメラに映るのは常にメンバーだけ、という素晴らしさ

だからつまり繰り返しになるんだけどどんだけ踊るんだよって話で(笑)もちろんソロの時に一人で披露するメンバーもいるんだけれど、坂本リーダーのソロのときは岡田くん以外の4人をつけて、軽めのゆるふわかわいい振りを踊っていてですね、それもう最高だなと思いました。カメラが切り替わっても映りこんでいるのはぜったいにメンバーのみ、ってストレスなくていいな〜。



・ひとつのステージの多様変化とそれによるカメラワーク

センターステージが小さく複雑そうでいろいろ変化があって、メンバーは大変だろうけれどそのおかげで映像を見ているときのわくわくがたくさんあった。よくもまぁあんなに小さなステージ、上がったり下がったり形が変わったりの場所で立ち位置くるくる変わるな…って思う。振付け覚えるよりも難しいんじゃないかと個人的に思ったりするんですが、大きくばらけずにセンターステージでそうしていることで、カメラに常に複数人のメンバーが映っている、というのが見やすいカメラワーク&ストレスないカメラワークにもつながっている気がする。とにかく全員でフォーメーションダンスをたくさんしているな、(あまり会場全体にバラけたりしないな)というのがすごく強く残ったので。後半、幕をかけた状態での『Air』はメンバーが鮮明に映っていないのにそれがもうたまらない演出になっているし、『明日の傘』もすっごく綺麗で。素敵でした。でもこれは会場の広さによって出来る出来ないがある気がするけども、センターステージ上部に画面があるっていうのはいいなぁと思いました。どこからも見やすい位置かもね。
そしてカメラワークといえば、通常版にはさらに3曲のマルチアングルがつくという素晴らしいおまけがもう強いよな…(笑)しかもその内訳が、『6人でひたすらにがっつりクールに踊る、現段階では盤化されていない曲』『アンコールでメンバーそれぞれがハンディカムをもってにこにこゆるゆるファンサするシングル曲』『大人の色気満載、ポールダンス×照明が反則技なこれまた(この時点での)未発表曲』というすばらしさ。マルチアングルのカメラワークはそれぞれで差が確かにあるしいいカメラワークとは言えないとこもあるけど、それでももう、ありがたい映像ですよねマルチアングルっていうのは。だって大好きなメンバーだけをひたすらにカメラで追っかけているんだもん。




・衣装を(早替えの為に無理に)重ね着していないのでスタイルが映える

衣装を変えるときは一旦MCなどを挟んでハケて全替えだったりソロ中に他が着替えたり、というやり方で「コートを脱いで2着目」みたいなやり方ではなかった。そういうのもあったけどそのまま踊ったりというのはなかったので、みんな衣装がフィットしててシンプルにすごく似合っていました。とくにトニセン3人は本当にスタイルいいなー。またそれと交差するカミセン3人の小ささがかわいい。対比が映えるグループだなー。



まぁそんな感じです。「これすげぇ…ねぇなんでこんなに見れるの最後まで?何だったのいまのライブ???ちょっと待ってすごくない?なんで私この6人のこと見つけきれなかったのいままで???」とちょっと興奮しました(笑)






■以下はただの雑感

坂本リーダーさんはおヒゲ有の色気むんむんあしながおじさまで、トニセン曲のときの白T×ストールがすげぇ違和感すぎてなにしてんだよお前…と思ってしまってごめんなさい。私が「あーだめだこれはもうあれだ、私坂本さんだ…きっとそうだ…」としみじみ実感させられたすぱのばマルチアングルとかもう反則だから。ただのR18だから。黒Vネック×黒ジャケット×黒スキニーの素晴らしい色気に、笑っちゃうぐらいに長い手足とダンスがただの反則ですありがとうございました。ソロは謎のピンクベストで、でも4人と一緒に笑顔でかる〜く踊ってらっしゃる感じ、皆との身長差とかが謎のかわいさになっていてこれも反則ですありがとうございました。歌うまいし、皆本当にふり幅ありすぎな難しい曲をよく歌うな〜。

剛さまがただの剛さまだった。ただのカリスマ。究極。ソロ曲どういうことだよ…初見で「モノホンのカリスマの登場やで…!」とエセ関西弁でつぶやいてしまうぐらいにただひたすらにカリスマでした。演出も天才。泣いていい?スパノバで坂本リーダーと組になって決めポーズをするのですが、もうここになんか色々な強さが集結している感じで目に毒だと思います。嘘ですもっとやって!私、森田剛にならMになれると思う(落ち着けよ)森田さんも坂本さんとはまた違った、奇跡のスタイルの持ち主なのだなとなんとなくわかった気がした。少年のような体があんな風に動くのなら、しかもそれが森田剛という魂が持ち主なら、彼がセンターにいるときのなんともいえない昂揚感に説明なんていらないんじゃないかと思う。ごめんなんかきもちわるい事語ったほんとファン初心者がすいませんすいません。

長野さんまじただのかっこいい40歳でたまらない…ほんっとうによく動くなー…とただただ呆然とする。メンバーが「長野君のソロ、いいよね」と言っていた理由が初見で分かった。私はトニセン3人の中でもとくに長野さんのことを本当によく知らずにここまで生きてきたんですが、その年月を悔やんでも悔やみきれないぐらいに長野さんすげぇ魅力満載で、声ひとつとってもライブDVDで改めて受け取るとほんと違いました。ロイヤル貴公子まじロイヤル貴公子。菩薩っていうよりマリア、と言われる所以が分かった。友達と二回目鑑賞会を開いたとき、「改めてちゃんと見ると長野くんってすっごいかっこいいね、そしてすっごいよく動くね…」と二人で呆然としてしまった。

健ちゃんあざとかわいいっていうの分かってたつもりだったけどライブでこんなにかっこいいとか知らなかったし!言ってよ!声に特徴があることはすごくいいことだと思う、と楽曲提供者の方がインタビューで答えていたのを見ましたが、本当にそのとおりで、ラップでのよさもあればバラードでのよさもあって、何より本当にV6でいるときの健ちゃんかっこいい………あと本当にあざとかわいかった(笑)アンコールのあの帽子なんなのかわいすぎ反則レッドカード。

いのっちの声がとにかくやばくて大変。すんごい歌声がすごい。言葉が幼稚すぎるんだけど(笑)いのっちの歌はなんともいえない何かが残る。うまく説明できないのでもう手放しでただ聴いている。OPの『will』の「溢れだしそうなEnergy』の後の『hu〜♪』てところ…そこでもう…やられる……あとソロでのマイクの数に、すごくあったかい気持ちになりました。

岡田っちごめん、むきむきノースリーブだとか、『WALK』でのリーダーとの絡みとか、健ちゃんとのわちゃわちゃとか、メンバーとの絡みがすごい残っているんだけど……最終的には執拗に追いかけていたアンコールのセクバニマルチアングルが一番印象強いとか思ってごめん。とにかくイケメン。本当に美しい顔をしておられる。そんな岡田さんが一番クセなくすらっと踊り、透き通った声でソロを歌い上げているけど、やっぱ長野さんの緑色のスキニーおしりをとにかく追いかけてたマルチアングルがだな…うん…

一番好きだった曲は、やっぱりツアータイトルにもある『Sexy.Honey.Bunny!』。暗転した後に発売日が映し出されての、坂本リーダーの『Sexy!』、そして銀テープ。エンディング感ハンパないからこそ、なんだこのライブ、ここからどうすんのこのライブ、という不思議なわくわく感が楽しかった。




というわけでV6初心者が初めて手に入れたライブDVDの、初めて見た後の感想です。まだまだ全然見尽くしてないので、これからじっくり見よう。2013年のDVDもまだまだ見る!

*1:アルバムはわりとさくっと買ったりするけどライブDVDは別次元だよな…

*2:2013発売の最新アルバム